空手の練習で「組手の動き」と「形の動き」はかなり違います。
形の練習で武道的な動きを、組手の練習で実践的な動きを身につけます。
組手(くみて)とは?
組手は一対一で行う、競い合いです。
防具をつけ、互いに頭部・腹部・背部を突き・蹴り・打ちなどの攻撃をして、ポイントを取り合う競技です。
原則として「寸止め」で行い、スレスレを狙います。
形(かた)とは?
形とは、個人で各種の技を決まった手順で演舞する形式のことです。
「心」「技」「体」を兼ね備えた日本古来の武道として確立されました。
東京2020オリンピックの形では、喜友名諒(きゆな・りょう)選手が金メダルを獲得したことで注目されました。
組手と形をバランスよく行うことが、空手の上達の近道です。
しかし、組手と形は向き・不向きもありますので、両方する必要はありません。
子どもたちの「やってみたい」という気持ちを大切にしています。